大会レポート

Archive - 2015 round02

2015 Round2 【開催日】5月9日(土)・10日(日) 【開催サーキット】富士スピードウエイショートサーキット

第2戦富士 1日目レポート

thrash presents LIFEGUARD TDMC The Drift Muscle 2015 Rd.2 Fuji

5月9日(土)

天気:曇り、気温:17.3℃

 

 

「腕一本で勝負」というキャッチで2011年に土屋圭市と稲田大二郎がドリフトマッスルの旗揚げを行なってから5年目、JAF公認のモータースポーツ競技として3年目を迎えた2015年のドリフトマッスル。番狂わせの決勝や熾烈なサドンデスバトルなど波乱万丈な展開だった第1戦に続き、第2戦「thrash presents LIFEGUARD TDMC The Drift Muscle 2015 Rd.2Fuji」が静岡県の富士スピードウェイショートサーキットで開催された。

 

初日となる5月9日(土)はマッスルクラスとレディースクラスの単走/追走トーナメントを実施。午前中に行なわれた単走は、雨が降りそうな曇り空ながらもドライ路面で行なわれた。単走の審査区間はA1ルートの1~3コーナーで、最終コーナーから230mの下り坂ストレートからの進入はドリフトマッスルが行なわれるコースの中でも高速ステージとなる。そのため、ドリフトマッスルの目指す「速くてカッコいいドリフト」が求められるコースレイアウトと言えるだろう。そんな中、マッスルクラスの上位16台、レディースクラスの2台が追走トーナメントにコマを進めた。

 

午後から行なわれた追走トーナメントは単走とは異なりA1ルートからA2ルートへと逆走する時計回りの4つのコーナーによる審査となった。思ったよりも気温も上がらずタイヤにとっても厳しい路面コンディションでの戦いとなった。

そんな中、優勝はNo.103浜田大選手(S15)が獲得。単走トップ通過から全ての追走で完璧な走りを見せマッスルクラス初制覇。土屋圭市/稲田大二郎両審判員からも「単走から決勝までミスのない完璧な走りだった」とお褒めの言葉も。2位のNo.7大金良隆選手(MAD FACE FD3S)は、稲田大二郎から「走りが安定してきているので今後に期待!!」との声も。3位はNo.74前田翼選手(バーダルオデエイティー)、土屋圭市から「速さがプラスされるともっと進化できる」と言う評価も上がった。

また、レディースクラスはマッスルクラスにもダブルエントリーしたNo.25菅原優貴選手(ERC&PLEASURE)が制した。

 

●マッスルクラス優勝 浜田大選手のコメント

「ドリフトマッスルがスタートしてからずっと参戦していますが、初めて金メダルを取ることができて本当に嬉しいです。今後も頑張りますので応援よろしくお願いします。ありがとうございました!!」

 

●レディースクラス優勝 菅原優貴選手のコメント

「笠原選手との対戦は2回目でしたが、今回も勝てて嬉しいです。ありがとうございました!!」

 

●審判委員長 土屋圭市のコメント

「浜田選手は単走から決勝までノーミスはもちろん、今日一番の135km/hの進入速度は明日のスーパーマッスルの基準になりそう。2位の大金選手、3位の前田選手は今年が楽しみな若手ドライバー、他のコースでも常に上位に入れるように頑張って欲しい。」

2015 Round2 【開催日】5月9日(土)・10日(日) 【開催サーキット】富士スピードウエイショートサーキット

第2戦富士 2日目レポート

thrash presents LIFEGUARD TDMC The Drift Muscle 2015 Rd.2 Fuji

5月10日(日)

天気:晴れ、気温:23度

 

 

「腕一本で勝負」というキャッチで2011年に土屋圭市と稲田大二郎がドリフトマッスルの旗揚げを行なってから5年目、JAF公認のモータースポーツ競技として3年目を迎えた2015年のドリフトマッスル。その第2戦となる「thrash presents LIFEGUARD TDMC The Drift Muscle 2015 Rd.2 Fuji」が静岡県の富士スピードウェイショートサーキットで開催された。

初日はマッスルクラスとレディースクラスの単走/追走トーナメントが実施されたが、2日目となる5月10日(日)は、誰でも参加可能なチャレンジクラスの単走とJAF準国内競技となるスーパーマッスルクラスの単走/追走トーナメントが行なわれた。

 

午前中に行なわれたスーパーマッスル単走は、昨日の曇り空から一転して快晴。初夏を感じさせる気温と心地よい風が吹き、観客にとっても観戦しやすいコンディションの中で行なわれた。ドリフトマッスルが行なわれるコースの中でも高速ステージの富士スピードウェイショートコースは、高い進入スピードから“アクセルを踏みながら”クルマを抑え込んでコーナーへ進入…という高度なテクニックが審査の大きなポイントとなる。

ちなみに昨日行なわれたマッスルクラスでは135km/hの進入速度を記録、審判員長の土屋圭市は「進入速度135km/hは予選通過の基準になるな」と語る。そのため、ドライバーはドリフトマッスルのコンセプトとなる「速さ」と「カッコよさ」を高いレベルで両立させる走りを要求された。

 

そんな中、20台のエントリーから上位16台が決勝にコマを進めたが、予選トップNo.1藤野秀之選手と、予選3位のNo.109川井謙太郎選手は進入速度140km/hオーバーを記録。土屋圭市から2015年シーズン初の100点満点の声が上がった。また、今回からドリフトマッスル初となる参戦マシンへの同乗走行も行なわれ、抽選で選ばれた20名がスーパーマッスルクラスのドライバーの助手席で異次元の体験を味わった。

 

午後から行なわれた追走トーナメントは、開幕戦で優勝したNo.840 岡村和義選手(Yashio Factory 180SX)が土屋圭市/稲田大二郎も驚く渾身の走りを見せ、昨年のドリフトマッスルチャンピオンである名手であるNo.1 藤野秀之選手(WISTERIA RPS13)との僅差のサドンデスバトルを制し、開幕2連勝を飾った。3位は2年ぶりの表彰台となったNo.109 川井謙太郎選手(AUTO-TECチェイサー)が獲得した。

 

審判員長の土屋圭市は「表彰台に乗った選手の、『集中力の高さ』、『引き出しの多さ』、『相手との合わせ方』はもちろんだが、ドリフトマッスルで4年間やってきたこと『オーバースピードで進入してギリギリの速度で曲がっていく』という技ができるようになった選手が多くなった事も嬉しい。ラウンドを重ねるごとに選手のレベルの高さが実感できている」とスーパーマッスル参戦ドライバーの成長も大きく評価。

 

また、チャレンジクラスはエキスパートクラスが20台、チャレンジクラスが10台と多くのドライバーが参戦。AE86、シルビア、マークⅡ3兄弟と言ったドリフト定番車両に交じって、何とフェラーリ360モデナやFF駆動のミニクーパーなどの異色のエントリーも。稲田大二郎も「今年はチャレンジクラスの車種バリエーションも多く、非常に面白いので次戦以降も注目して欲しい」と語った。

そんなチャレンジクラスのエキスパートクラスが、No.34 金田ワグネルヒロミ選手(シルビア)、ビギナークラスはNo.53 片股宏彰(ユーワオート with NEXZAS)が制している。

 

●スーパーマッスルクラス優勝 岡村和義選手のコメント

「ベスト8で平岡選手を倒したことで“波”に乗れたかなと思っています。決勝はクルマ的には不利な部分もありましたが、藤野選手とは気心も知れている仲なので、思い切ってイケた部分もあります。これで上手いドライバーの仲間入りができたかな(笑)」。

 

●スーパーマッスルクラス2位 藤野秀之選手のコメント

「今回は前回間に合わなかったマシンが出来上がったので成績を出さなければと思っていたので負けるわけにはいかなかったので悔しいです。でも結果は結果なので…。岡村選手が調子に乗らないように次戦の菅生ではコテンパンにやっつけてやろうと思っています」

 

●スーパーマッスルクラス3位 川井謙太郎選手のコメント

「2年ぶりに表彰台に乗ることができました!! 富士に向けて特別な事はしていませんが、予選からいい“流れ”があったと思っています。不利と言われる4ドアですが、今後もスタイルを崩さずに頑張っていきたいと思っています」

 

●審判員長 土屋圭市のコメント

「藤野選手に勝った岡村選手は凄い!! 今日の走りは140km/hで進入する藤野選手に対し、進入速度で10km/h低い岡村選手が1コーナーのクリップから2コーナーまでで詰め寄る“集中力”と“引き出しの多さ”を証明した。でも、えらい人を勝たせてしまったね(笑)」

 

●審判員 稲田大二郎のコメント

「岡村選手に勝たせたのがマズイよね(笑)。もちろん、藤野選手のほうが技術的にも高いドライバーだけど、今回は岡村選手が持っている“闘争本能”が勝利に結びついたと思っています。いいバトルを見せてくれてありがとう!!」