大会レポート

2017 Round3 【開催日】7月1日(土)・2日(日) 【開催サーキット】スポーツランド菅生 西コース

第3戦 菅生大会 1日目レポート

FEDERAL presents LIFEGUARD The Drift Muscle 2017 Rd,3 SUGO

【開催日】7月1日(土)

【開催サーキット】スポーツランドSUGO・西コース

 

東北の熱き戦い、第3戦SUGO
マッスルクラス参戦2戦目の米内寿斗選手がパーフェクトウィン

 

ドリフトマッスル2017シーズン唯一の東北戦が、2017年7月1日(土)・2日(日)の2日間にわたって、宮城県にあるスポーツランドSUGO西コースで行なわれた。

 

ドリフトマッスル第3戦の初日となる7月1日はマッスルクラスが開催された。
スポーツランドSUGOの西コースは全長984mの、レーシングカートの全日本選手権などにも使われているコース。
最終コーナーの手前からスタートし、今回のドリフトマッスルでの審査区間は、ホームストレートから6コーナーを抜けるまでと、シリーズ最長の審査区間となる。

 

左の1-3コーナー、そしてヘアピンコーナーまでが下り、そこから今度は上りながら右の5-6コーナー、というコースレイアウト。この審査区間に要する時間は約40秒という長い時間の集中力も試されるコースである。

 

マッスルクラス、チャレンジビギナーの全選手へのドライバーズブリーフィングでは、今回SUGOの西コースが初めてという選手も居たことから、土屋圭市審判員長より、各コーナーともにクリップにつけること、脱輪については泥だし(泥や砂をコースに持ち込む)をしたら減点となる、といった注意点と評価基準を再度説明、そしてドライバーがこれを確認することとなった。

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梅雨時期ならではのドンヨリとした厚い雲の下、朝9時15分の練習走行から始まったマッスルクラスだが、路面は終始ドライのまま2回の練習走行を終えた。そしてチャレンジビギナークラスの決勝が始まるタイミングでは日が射しはじめ、気温はさらに上昇。連日の雨の影響もあってか、非常に蒸し暑い状況での決勝を迎えることとなった。

 

今回マッスルクラスは、なんと27台ものエントリーとなった。
そのため、全16台のトーナメント方式の追走決勝には、11台が予選落ちするという厳しいものとなり、朝の練習走行から走り込みの気合いも十分。予選単走では、加藤 諒(#81 MJシルビア / S14)、齋藤 航(#25 Saito rollcage & Yaguchi auto / PS13)、斎藤久史(#51 mature with 宮精密 / RPS13)、野島卓弥(#31 B-style サバビア / S13)、堀口人史(激180SX / E-RPS13)といったマッスルクラスのトップランカー各選手を押さえて、きっちり二回の走行ともに99ポイント以上を獲得した米内寿斗(#83 ガレージTSR 180SX / RPS13)選手がトップ通過。

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続く決勝追走では、「これがマッスルクラスなのか?」と思われるような見事な追走が何度も繰り広げられ、非常に見ごたえのある決勝追走となった。マシンの接触、駆動系のトラブル、エンジンブロー、さらにはサイドブレーキが戻らなくなったり、と白熱するとともに、トラブルも多発。
しかし、順当に勝ち上がってきたのは予選トップ通過の米内選手。ポイントランキングトップ、単走予選5位通過の加藤選手を準決勝で下し、決勝戦も斎藤久史選手のマシントラブルもあって勝負あり。見事マッスルクラス初優勝を決めた。

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「目標としていた優勝を獲ることができました。フェデラルタイヤさんには感謝しています。今年からドリフトマッスルのマッスルクラスへ出場していますが、ホームコースの日光サーキットでの開幕戦ではまさかの予選落ちですごくショックでした。第2戦の名阪は欠場して、今回がマッスル2戦目だったのですが、小学生の時に初めてD1GPを見に来たサーキットがこのSUGOでした。ここで勝ててよかったです。」と米内選手はコメント。

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シリーズ最長の審査区間を持つ一戦だったが、今シーズンのマッスルクラスのレベルを如実に表しているものであった。土屋審判員長は「スーパーマッスルと変わらない追走の寄せ。去年までは自分のクルマだからぶつけたくないという距離。でも今年は勝ちたいという距離。レベルも上がっていて、シーズンオフにみんながしっかり練習してきていることを実感できるシーズンとなっている。優勝した米内選手も普段の練習の成果が出ているんだと思う」とコメントしている。

 

マッスルクラス2位には、斎藤久史選手、そして開幕戦優勝の野島卓弥選手が3位に入った。

 

そして、こちらはマッスル開催日におこなわれた、チャレンジビギナークラスの表彰式です。

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2017 Round3 【開催日】7月1日(土)・2日(日) 【開催サーキット】スポーツランド菅生 西コース

第3戦 菅生大会 2日目レポート

FEDERAL presents LIFEGUARD The Drift Muscle 2017 Rd,3 SUGO

【開催日】7月2日(日)

【開催サーキット】スポーツランドSUGO・西コース

 

ドリフトマッスル第3戦SUGO、大金良隆選手が初優勝の大金星

 

昨年に引き続き、ドリフトマッスルで唯一の東北での一戦となる2017シーズン第3戦が、宮城県にあるスポーツランドSUGOの西コースで、2017年7月1日(土)・2日(日)の2日間にわたって行なわれた。

 

マッスルクラスが開催された1日(土)は、早朝から厚い雲に覆われていた菅生のコースも、徐々に回復していき、マッスルクラス決勝追走のころには陽も差し始め、路面は終日ドライで開催。

 

その翌日となるスーパーマッスルクラスが開催された2日(日)も前夜に激しい雨が降ったものの、朝から陽が降り注ぐ好天となった。このドリフトマッスル開催の2日ともに非常に蒸し暑い気候であった。

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この菅生戦には非常に多くのエントリーがあった。出走だけでもマッスルクラスで27台、スーパーマッスルクラスで31台が出走(史上最多)。チャレンジエキスパートクラスでも18台という台数の多さ。朝一番の練習走行2回に続いて、開会式が行なわれたが、参加台数増に伴う、選手紹介もそれに伴って長くなるというハプニング付き。また、この週末のスポーツランドSUGOへは観戦の問い合わせも多く、朝から大勢の観客が詰めかけていた。

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スポーツランドSUGOの西コースは、普段はレーシングカート専用に使用されている全長984mのコース。

今回のドリフトマッスルでの審査区間は、ホームストレートから、左の1-2-3コーナー、ヘアピンコーナー(4コーナー)、そして右の5-6コーナー立ち上がったところまで、という非常に長い計測区間となる。また、今回から最終コーナーには、大きなドリフトをしないように、ということでパイロンが立てられ制限が入ることとなった。1コーナー進入手前に3つのパイロンが置かれ、その2本目で進入速度計測。また、コーナー、コーナーではパドックの観戦者に砂飛びの被害が出る脱輪はペナルティということも申し渡された。

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開会式に続いて行なわれたチャレンジエキスパートの決勝単走では、追走をしたくないという以外にマッスルクラスに上がらない理由がわからない、と思われるほどの走りを各選手が披露。層の厚さを感じさせる単走だった。結果、大西正倫選手(#18 ムラタレーシングR33)が99.70点を獲得して優勝。表彰台に上がるには、99.5点以上が必要というハイレベルの戦いであったが、それだけ獲れればマッスルクラスを走れるというレベルなだけにステップアップを期待したいところだ。

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そして続くスーパーマッスルクラス予選単走がスタート。
この予選では各選手が2本ずつ走行。「早めにクリップにつくとドリフトが小さくなる」と今回も土屋圭市審判員長の厳しい評価で各選手に檄を飛ばす。進入速度では、予選単走の最終盤、Bグループの平岡英郎選手(#777 MAD FACE FD3S)が84km/hを出すと、そのあとに控えていた箕輪慎治選手(#23 HEY MAN!! マークⅡ)がさらに88km/hと進入速度の記録を更新するといった具合に進入速度合戦もあり、単走からスーパーマッスルクラスの実力を確認することができた。「88km/hまで出してもきちんと止められるってすげーよ」と土屋圭市審判員長もこれを高評価。

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今回唯一サドンデスに持ち込まれたのはベスト8進出を競う第一回戦での木口健治選手(#44 Saito Rollcage C33)と神谷幸助選手(#72 神谷 S14)の追走。2回の追走を繰り返したものの、ガチガチのどちらも譲らない追走は素晴らしく、最後は進入速度差わずか1km/hで、2013年のスーパーマッスル・チャンプの木口選手が競り勝ち第2回戦である準決勝へ進むこととなった。

 

その木口選手が準決勝で当たった相手がランキングトップの前田 翼選手(#74 バーダル オディエイティー with ゼスティノタイヤ)。しかし、この木口選手と前田選手の追走で大きなクラッシュがあり、決勝追走は15分間の休憩となり水入り。お互いマシンを修復して再戦し、前田選手が競り勝った。しかし、前田選手の頑張りもここまで。平岡選手を攻めきれず、準決勝で敗退する。

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また、大金良隆(#7 MAD FACE FD3S)選手も第一回戦から相手のミスに合わせ切る完璧な走りで、好調さをアピール。準決勝の相手は、単走進入速度で最高速を記録し予選トップ通過した箕輪選手。まず箕輪選手の後追いで箕輪選手に5.5を取られたものの、大金選手も後追いでしっかり手ごわい箕輪選手の脇へノーズを入れ大金選手6でこの手ごわい相手を下すことに成功。

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そして決勝に進んだのが、まさかのMAD FACEの2台のRX-7。ここで平岡選手は「2人とも同じチーム。どっちが勝ってもいいんだから、お客さんに魅せる走りをしよう」と大金選手に提案。そして見せようとして逆に失敗した形となってしまったが、2位を獲得した。

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そして、スーパーマッスルクラス初優勝を飾ったのが大金選手。
「サポートを受けているフェデラルタイヤの地元ですし、自分がこのクルマに乗り始めてちょうど一年ということもあって今回は気合いを入れての1戦でした。といってもクルマは今まで通りで何も変更をしていないのですが。箕輪さんに勝てたのはうれしかったですね。次の間瀬戦も勝ちたいです」とコメント。

 

3位決定戦では、箕輪選手のマシントラブルで前田選手が
「今日は3位には入れてラッキーでした。幸い次の間瀬までに時間があるのでクルマをしっかり直してきます」とコメントしてくれた。

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土屋圭市審判員長は「今年はお世辞なしで面白い。若手がミスをしなくなって急激にうまくなっていて、これぞ追走というのをやっているから審査中に眠くなることがない。今日の大金選手の優勝、あれは大したものだ。箕輪選手相手にコテンパンにやられちゃうと思ってたからね。まさか箕輪選手を破るとは思わなかったよ。あとは平岡選手も今日はよかった。観客を喜ばせようとして失敗したけれど、本来の平岡ならアレはなかった。でも見応えのあるいい追走だった」と興奮気味にコメント。

 

そして、こちらはスーパーマッスル開催日に行われた、チャレンジエキスパートクラスの表彰式です。

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